筋肉が硬くなると

柔軟性を低下させる筋硬化について。

筋細胞が硬化する原因は多種にわたりますが、筋が硬化することで筋機能自体が低下していく状態は筋の老化であろうと考えています。
筋の硬化が生じると、その局所はしこりのようなものとなって残存し、正常な筋機能が行えなくなります。また、その周囲でも筋硬化の影響を受け、循環障害(血液の流れが悪くなった状態)に陥り筋は硬直し(主に酸素不足により生じる筋の硬化で死後硬直と同意語)、筋の硬化はさらに進んでいきます。
血管は筋の間をぬうようにして走行しています。筋など軟部組織の硬化は血管やリンパ管などの循環系を圧迫、狭窄(狭く)し、循環障害を招きます。また、手・足など抹消でのポンプ作用(手・足を動かすことで、ポンプのように血液を心臓に送り返すこと)的な循環機能の低下を生じさせます。そして血流の低下を受け、各種細胞機能が低下して老化の進行を早めると考えています。